渡邉医院

「焼き物とおなます」のレシピを紹介します。

 今回は、「焼き物とおなます」のレシピを紹介します。焼き物は「鶏の照り焼き」と「エビのチーズ焼き」。おなますは「花びら餅風おなます」の三種類です。
 お節料理の料理の名前、私はあまり知らなかったようです。「おなます」と聞いて一瞬なんだろうと思ってしまいました。
 そこで、「おなます」について少し検索してみました。「なます」は生魚、大根、ニンジン、酢を材料として作られていたようです。このことから「なます」と呼ばれるようになったということです。料理の色が紅白で、お祝いの席に並べられる料理の一つになったそうです。
 大根とニンジン以外に入る魚は、地域によっていろんな魚が入るようです。北海道では鮭の頭をスライスしたもの、長崎ではくじら、兵庫県では酢で〆た鯖などそれぞれの地域でいろんな魚が入るようです。皆さんの地域ではどんな魚が入りますか?
 さてそれぞれのレシピを紹介しますね。

「鶏の照り焼き」
鶏の照り焼きは、前回紹介したローストチキンと同様です。

「エビのチーズ焼き」

材料
エビ 
とろけるチーズ 
青のり

作り方
①エビはしっぽを残して殻をむき背開きにする。
②しっぽが上になるように半分に折りチーズをのせてオーブントースターで焼く。
③青のりをかける。

「花びら餅風おなます」

材料(4個分)
大根  2㎝
ごぼう 8㎝
生ハム 2枚
砂糖 大さじ2
酢  小さじ2
塩  少々

作り方
①砂糖・酢・塩で甘酢を作る。
②ごぼうは縦4つに割りゆでる。大根はうす切りにして①につける(30分以上)
③水分をふき取り、大根に生ハムをのせごぼうを芯に半分に折る。

「管理栄養士さんから一言」
焼き物はお弁当のおかずにも使えます。
お皿に少量でも、ほかの市販品と合わせてお重煮詰めても雰囲気が違って楽しめます。

おせち料理はもともと節句を祝い神様にお供えしたものでしたが、
一番大切な節句のお正月の料理をさすようになりました。
お正月はお店が休みになり、主婦も休めるようにと日持ちのする味の濃いものが基本となっていましたが、
最近は元日からスーパーも開いていて日持ちの必要がなくなったので、
今までのおせちが苦手な方も簡単に作れるレシピで紹介します。

今回で計3回にわたって「お手軽お節料理」を紹介してきました。これらの3回分を合わせると写真のようなおせち料理になります。是非作ってみてくださいね。